「足払い」は、立ち技の攻撃の起点として掛ける技です。
フェイントでチョイっと掛けてから他の技に入るなどします。
互いに技も出ず膠着状態になった時、苦し紛れに払うつもりのないショボい足払いをする選手も多いですが、
当然技にカウントされないので、
「待て!」と両選手開始線に戻され
→審判が腕を“イートー(糸)巻き巻き”
「(赤の選手)指導!」と指差し
→審判が腕を“イートー(糸)巻き巻き”
「(白の選手)指導!」と指差し
→「始めい!」
→審判が腕を“イートー(糸)巻き巻き”
「(赤の選手)指導!」と指差し
→審判が腕を“イートー(糸)巻き巻き”
「(白の選手)指導!」と指差し
→「始めい!」
となる事がよくあります。
タイミングよく強めに払えば、十分「一本」を取る事も可能です。
「支え釣り込み足」の場合は、掛ける方の足は固定し、
崩して動かした相手の足を引っ掛ける形になります。
曲がり角で端々にロープを張り、パンを加えて走る学生を転ばせるイメージ(?)
足を払う動作はしません。
曲がり角で端々にロープを張り、パンを加えて走る学生を転ばせるイメージ(?)
足を払う動作はしません。
足払い・出足払い
【柔道実践マスターシリーズ=ド素人編7=】
「体捌(たいさば)き」「八方崩し」「足払い」を解説します。 ここら辺の動作をしながら、普通技を掛けていきます。… 【柔道実践マスターシリーズ=ド素人編7=】
「体捌(たいさば)き」「八方崩し」「足払い」を解説します。 ここら辺の動作をしながら、普通技を掛けていきます。… 【柔道実践マスターシリーズ=ド素人編7=】
でも解説したので、ここでは簡単な解説に留めます。
足払い
自分の足の裏を真横に向け、土踏まずの部分で相手の足首辺りを払います。その際、掛ける足側の腕を下に勢いよく下げて相手を崩し、相手の刈る足に負荷を掛けます。
当然、足を出すだけでは投げる威力はありません。
出足払い
力強く軸足を相手の足のすぐ前に踏み込み、すぐさま相手の足首辺りを払います。
「この技で投げてやる!」という意識を持って入ります。
「ダダン!」(踏み込んですぐ足払い)
→「バ~ン!」(相手を投げる)
→「一本!」または「技有り」「有効」
(決まり具合で差あり)
「ダダン!」(踏み込んですぐ足払い)
→「バ~ン!」(相手を投げる)
→「一本!」または「技有り」「有効」
(決まり具合で差あり)
といったイメージです。
PS.
一瞬カメラ目線になっていますが、気にしないでください(汗)
一瞬カメラ目線になっていますが、気にしないでください(汗)
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送り足払い
「投げの型」にもある技です。初段の型審査で行ないます。
互いに横に「カニ(歩き)」で移動した時に、先手を打って足払いをします。
○1歩目、2歩目は相手と同じタイミングで移動。
○3歩目はほんの一瞬先に動いて軸足にタメを作り、後から移動してくる相手の足を払います。
○3歩目はほんの一瞬先に動いて軸足にタメを作り、後から移動してくる相手の足を払います。
動いている分、遠心力が効いて見事に決まる事が多い技です。
「1歩、2歩、3ぽ…バシッ(足払い)」
→「バーン!」
といったタイミング。
→「バーン!」
といったタイミング。
PS.
画像ではスペースの都合上小刻みに動いていますが、実際はもっと歩幅広く移動します。
画像ではスペースの都合上小刻みに動いていますが、実際はもっと歩幅広く移動します。
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燕(つばめ)返し
「足払い」と同じく
「柔道実践マスターシリーズ=ド素人編7=」
でも解説しましたが、具体的なイメージがしやすいように補足します。
「足払い」「出足払い」の返し技になります。
相手の足払いを避ける際、踵(かかと)をお尻に当たる程に後ろに蹴り上げます。
そして足払いをし返す時の動きは、足先を伸ばし
・右足なら反時計回り
・左足なら時計回り
・左足なら時計回り
に外旋させて、相手の足を払い返します。
盥(たらい)またはバカでかい洗面器に張ったお湯に入浴剤を入れ、爪先を突っ込んで混ぜるイメージ。
(分かり難かったらすみません(汗))決まると、相手の手の内を見透かした達人みたいで格好いい技です。
練習しておけば足払いを無意識で躱(かわ)せるようになるので、返しが成功しなくてもメリットのある技です。
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横掛け(横捨て身技)
この技も「投げの型」の1つです。2段の型審査で行ないます。
足を払う際、自分も相手と一緒に倒れ込む技です。
相手との激しい攻防の中で、振り回し気味に掛けると効果が高いです。
手順(右組手)
①やや釣り手を引き上げてから、左足を相手の手前に踏み込む②右足で相手の左足を足払い
③引き手と釣り手で相手を自分の体に引きつけながら、一緒に倒れ込む
④相手の背中を床に押し付けるように投げる
捨て身技なので、先に自分の体が床に付いても技が有効になります。
注意点
自分が仰向けになった形で相手より先に落ち、しかも背中を付いてしまったら、 逆に投げられたものと判定されてしまうので注意!要は「自爆」してしまったという事!
捨て身技は返り討ちに遭うリスクもあるので、不用意にかけると危険です。
よっぽど寝技に自信があればいいけど。
はなから寝技に引き込む目的で、捨て身技を掛ける選手も多いです。
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以上です。「足払い」は「支え釣り込み足」と同じく、 左右共に掛けられる技です。
コツコツ練習を繰り返すことで、
・同じ形で出来る
・スピードが上がる
・1回1回の威力が強くなる
・スピードが上がる
・1回1回の威力が強くなる
ようになります。
僕(すぎひろ)も格下の相手には結構「一本」取れていました。
実力が拮抗した相手でも、力強く足払いをすると嫌がって警戒する気配はありました。
是非、「足クセの悪い」選手を目指しましょう。
「手クセが悪い」選手は目指さないように!
(色んな意味で…社会に抹殺されない様に…)
PS.
柔道着、サポーターなどのグッズを紹介した記事も書いていますので、ぜひ一読を!
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女性初の柔道五輪金メダリスト恵本裕子(参考:ウィキペディア)四段が原作。
主人公は恵本さんがモデルの神田えも。
こちらも高校から柔道を始め、最終的にオリンピックで金メダルを取るというサクセスストーリー。
実際もそうだったか不明だが、柔道部の女子部員が全員チート級に強い。
逆に男子部員は、なぜか万年1回戦負けの超弱小。
一旦漫画家を引退した小林まこと先生の再起作。
当然他の追随を許さない柔道描写で、今度は女子柔道漫画のバイブルとして進化している。
大好評連載中。
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