『発達障害を理解する』中年ニート在宅ワーク希望ブログ
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発達障害
を理解する

Florian Westermann
 

(Florian Westermannによる Pixabayからの画像)


すぎひろです。

最近ようやく社会的に認知されつつある「発達障害」とはどういうものなのかを、 シリーズ化して語っていきたいと思います。


発達障害関連のWEB記事や、自らカミングアウトしてYouTube発信する方も増えてきています。


そのおかげで

「自分もそうかも」


と気付けて、長年の生き辛さの悩みから解放される当事者も 増えてきていると思いますが、発達障害でない定型者(問題のない普通の人)からみたら、

「ただわがままな奴」
「すぐキレるやつ」

といったイメージを持っている場合も多いと思います。


当事者と定型者のそういった「溝」を埋めるのは、相当高いハードルに思えます。


当事者が

「自分は診断を受けました。こうした特徴があるので、配慮してほしい。」


と訴えても、定型者の言い分としては

「自分の事だけでも大変なのに、お前らのそんな細かい所まで気遣っていられるか! もうちょい自分で努力しろ!!」


と、いう事にもなりかねません。



つまり、お互いに分からない事だらけなのです。



本ブログでは、当事者の方に気付いてもらえるだけでなく、定型者の方にも

「そういうことなのか。お互いにうまくやっていけたらいいな!」


と思ってもらえるような記事作りができるよう、取り組んでいきたいです。



ちなみに、僕自身はまだ「未診断」です。


「それじゃあ、説得力ないぞ!」


と言われそうですが、なぜ僕自身が「自己診断」するに至ったのか、 後々記事で書いていきたいと思います。


そうしていくなかで、いずれは然るべき医療機関で診断を受けたいと思います。

余白

 

発達障害って何?

 

ざっくりいうと、コミュニケーション障害と、得手不得手の激しい障害です。

脳の働き方に発達の遅れがあるといわれています。

五感に過敏があったりもします。

一般的にいわれる「自閉症」とは、これに知的障害が合併したものとなります。



発達障害当事者の特徴として、

・他人となぜか噛み合わない

・他人と同じ事ができない、または大変苦労する

・物覚えが悪いようにみえる

・人の話を聞いてないようにみえる

・自分勝手、マイペースにみえる

・だらしがないように見える

・融通が利かない


などの印象があります。



大体3歳ころから

「この子他の子とちょっと違う」


といった特徴が出てきます。

子供の時に診断されれば、周りからサポートが受けやすく、当事者本人も苦労が少なく済むでしょう。


ですが、人によっては症状の出方も強さも違うので、単に

「ちょっと変わった子」
「大人しい子」


として見過ごされてしまうと、大人になってからひずみが出て苦労するケースが多くあります。

これが問題になっている「大人の発達障害」で、いざ社会に出てから対人面や仕事面で大きく躓いてしまい、 うつ、双極性障害、OCD(強迫症・強迫性障害)などの二次障害を発症してしまう事態に陥ったりします。

大人のニート・引きこもりの一因ともされ、

「重大な犯罪を犯す奴には発達障害者が多い!」


といった誤解を生むこともあります。



ぱっとした見かけでは障害があるようには見えないので、

「自分勝手で変わった性格なだけじゃないの?」


「努力不足を言い訳にしているだけじゃないの?」


とみられてしまう事があります。



当事者としては一生懸命努力している人も多いので、このような扱いを受けるととても追い詰められた心境になります。


すっかり自信を失い、自己嫌悪に陥ってしまいます。


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発達障害の種類

 

発達障害は2020年現在、以下のような区分に分けられています。

(僕は専門家ではないので、詳細はググってみてください!)

自閉症スペクトラム障害(ASD)
アスペルガー症候群、高機能(知的障害のない)自閉症

ADHD、ADD(注意欠陥・多動性障害)

LD(学習障害・限局性学習症)
簡単な計算ができない、本が読めない、漢字が書けない

など。

・ASD、ADHD、LD等単発で出る人

・合併して出る人

・知的障害とASDを併発する人
(自閉症。「カナータイプ」ともいう)

・それぞれの特徴が少なからずある人
(はっきり区別が難しく、「グレーゾーン」といったりする)
と、人によって出る症状やその重さ具合は様々です。



あとレアなものとして、

○ものすごい記憶力がある「サヴァン症候群」
○昔で言うチック症の「トゥレット症候群」

などがあります。


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ADHDとASDの差

Henning Sorby
 

(Henning Sorbyによる Pixabayからの画像)

発達障害でよく聞くものは、アスペルガー症候群ADHD(注意欠陥・多動性障害)でしょう。

この2つの主な特徴を説明します。

A、アスペルガー症候群

・対人コミュニケーションが苦手

・人の目を見て話せない

・話のキャッチボールが続かない

・自分の興味ある話だと一方的にしゃべり続ける

・強い光が苦手、普通気にならないような僅かな音が煩わしい、音の聞き分けができない、 セーターなどチクチクしたものが苦手、など五感に過敏性がある

・物事を0か100で判断するような極端さがある

「言わなくても分かる事」など、ニュアンスや空気を読んで判断する事が非常に困難

・癇癪持ち。うまくいかない事があると、感情を制御できず爆発させてしまう。

・気分の浮き沈みが激しい

・場違いな発言をする

・こだわりが強い。習慣化した動きはできるが、新しい事が苦手。

・完璧主義。正義感が強い。

・普段の表情の作り方が若干おかしい。いつもニコニコしていたり、ムスッとしているように見える。


など。


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B、ADHD(注意欠陥・多動性障害)

・対人コミュニケーションはできる

・ちょっとした刺激に気が散りやすい。というより、その刺激に一気に集中してしまうといった感じ。

なので、今やるべきことを継続してできなかったりする。

・部屋を片付けられない

・すぐ物を忘れたり、無くしたりする

・道に迷いやすい、すぐ迷子になる

・落ち着きがないようにみえる


など。



区分が微妙なのですが、この2つに共通していそうな症状としては、
・自分の興味ある事には驚異的な集中力を発揮する。
・自分の疲れを認識できない。
・時間の感覚が健常者と違う。
といった点があります。


この他にも、まだまだ人によって様々な症状があります。


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ここ数年でどんどん具体的な症状の区分がされてきているので、発達障害がどんなものであるのか 分かりやすくなってきていると思います。


次回以降の記事で、より詳しく説明します。


また僕自身にはどんな症状があって、どんな経緯で自己診断に至ったのかを具体的に公開致します。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




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