『発達障害は作文が苦手?=その1』中年ニート在宅ワーク希望ブログ
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発達障害は
作文が苦手?
その1

 

僕は自称発達障害なのですが、少年時代の日記や感想文などにその症状が顕著に出ているので、 いくつかの例を自前のもので紹介します。


原文のままだと誤字脱字が多い上、同じ言い回しの繰り返し、意味不明な表現等が多いので、 訂正して読みやすくしておきました。

平仮名ばかりで読みにくいので、一部漢字にしています。



発達障害が疑わしいお子さんのいる親御さんや、大人になって

「自分が発達障害かも」


と悩んでおられる方は、お子さんまたは自分自身がこんな書き方をしていたかどうかを比較するツールとして、ぜひ参考にしてみてください。


こういった作文も、発達障害の判断基準になります。

余白

 

感想文を書かせると…

小学校感想文
 

「たぬきの糸車」(小学校1年生)

国語の教科書に載っている物語です。

あらすじというか、あるワンシーンについての感想文を書いているので、少し紹介。

むかしむかし山奥の木こりの民家で、糸つむぎのためにおかみさんが糸車をカラカラ回している。

その様子を興味津々で覗き見る子狸。

おかみさんは見られているのに気付いている。
といった微笑ましいシーン。


この時2人がどういう気持ちだったのかを問う、感想文の課題。



物語の内容は、以下のサイトを見てください。



それでは、僕自身が書いた感想文を紹介します。


題:おかみさんへ

おかみさんは、たぬきがのぞいていると思ったのです。
おかみさんはふきだしそうになったんだよ。本当だよ。
何でおかみさんは、ふきだしそうになったんでしょう。
なぜでしょうか。


題:たぬきくんへ

たぬきくんは、なぜくりくりした目玉で糸車を見ていたのでしょう。
なぜでしょうね。
糸車をやりたいからです。
なぜ糸車をやりたかったのでしょう。
なぜでしょうね。
本当は、たぬきが糸車をやりたいからですよ。



先生の批評
(狸が糸車をやりたい理由は)とても面白そうだったからです。



解説:根本的に感情が読めていない

正直、

「こいつ何言ってるんだ」


となりますね!

当時の担任の先生も???だったのではないでしょうか。


「狸やおかみさんの行動に、どんな感情の流れがあるのでしょう?」


と聞いているのに、僕はその温かい感情のやりとりに全く興味・関心が無かったようです。

もしくは他人の感情を想像するという概念すらなく、興味・関心という意味さえ知らなかったのかもしれません。


自分なりに検証しようとしたのか、問いかける様な書き方をしていますが、

「僕としては他人事だからどうでもいい。この人達がやりたいからやってたんでしょ?」


という内容になってしまっていますね(汗)



「カ~ラ~スぅ、なぜ鳴くの~?カラスの勝手でしょー!カァカァーッ」


てなもんです(笑)



この頃の僕は、根本的に他人とのコミュニケーションの重要性を理解していないようです。


人同士のやり取りが、一緒に飛び回る鳥や虫と同じものだと思っていたかもしれません。


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日記を書かせると…

小学校日記
 

「ゴールドライタン」(小学校1年生)

当時流行っていたアニメです。1980年代当時、「超合金」というロボットフィギュアが流行っていました。

僕も親に何個か買ってもらっていました。


他にも当時子供の間で流行った固有名詞がいっぱい出てきますが、ここでは説明を割愛します(^‐^)



ゴールドライタンとデンジマンと、コスモバルカンのおもちゃで遊びました。
そうして、みかんを1個食べました。
そうして、コタツに入って漢字やら書きました。
そうして明日の時間割をしました。
そうして夜になってお父さんが会社から帰ってきました。
そうしてご飯を食べました。
そうしてご飯を食べ終わりました。
そうしてDr.スランプ・アラレちゃんの漫画(アニメ)を観ました。
そうして、Dr.スランプ・アラレちゃんの漫画が終わってパジャマを着て寝ました。



先生の批評
1日の事を全部書かないで遊んだことを詳しく書くようにしましょう。



解説:1日の流れを全て書く

ただただ事実の羅列を書いています。

やった事を報告しているだけで、そこに
「面白かった」

「楽しかった」


などの感想が微塵もありません。


書いた時の事を何となく覚えていますが、僕自身何の違和感もなく書いていました。

「どんな事をしていたの?」


と聞かれたので、ただやった事を報告したのでしょう。


自分の気持ちを伝える意味が分かっていなかった、という事です。

なぜなら、人の気持ちに興味が無かったからです。

知る必要もなければ、伝える必要もないという事です。


こんな調子だったので、この後の人生でコミュニケーションに苦悩しまくります。



先生の指摘を受け、直後に書いた日記も紹介します。


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題:お年玉

ぼくは、お正月に、お年玉をもらいました。
そうしてゲームをやって遊びました。
そうして、夜ご飯を食べて遊んで寝ました。
そうして、朝になってご飯を食べました。
そうして、バクダンマンのゲームデジタルをやりました。



先生の批評
お年玉はどう使うつもりですか。上手に使ってくださいね。





…ひど過ぎる(泣)

もう先生のコメント、諦め気味!!


指摘通り、

「遊んだことを詳しく書くように」

はしています。


恐らく、

「遊んだ事実をより多く書くのかな?」


と思ったのでしょう。


「1日の事を全部書かないで」


といわれた分、若干書く量は減らしたようです。



文字通りにしか判断できません。


ニュアンスなんて読めません。


正直、今でもこの癖ある気がする(汗)


感想文でなく、完全に報告文ですね。



これが、ガチの発達障害の子供の文章です。


今回記事を書くために、自分の小学校時代のノートを30年以上振りに見直したわけですが、 かなり勉強になりました(恥)


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ではまた次回(その2)に!

小学校日記

【発達障害は作文が苦手?=その2】
今度は小学校6年時の、僕の日記を紹介します。 前回同様、原文のままだと誤字脱字が多い上、同じ言い回しの繰り返し、 意味不明な…
【発達障害は作文が苦手?=その2】




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